犬と飼い主の絆を形にするアクセサリー

絆を形にするハンドメイドアクセサリー

はじめに

犬との暮らしの中で、「この子はどう感じているんだろう？」「もっと安心して過ごしてほしい」――そんな思いがふと胸に浮かぶ瞬間があります。
毎日の散歩、寝息、見つめてくる瞳。そこにあるのは、言葉を超えた確かな“絆”です。

私がハンドメイドアクセサリーを作り始めたのは、ヤックルとジーナとの生活の中で、形のない“想い”を形にして残したいと感じたことが大きなきっかけでした。
そして今では、同じように愛犬と暮らす飼い主さんの想いを形にする “GIRASOLパラコード” という小さなブランドへと育ちました。

この記事では、
「なぜ私はハンドメイドを作るのか」
「GIRASOLが大切にしている世界観」
「犬と飼い主をつなぐアクセサリーの意味」
これらをお話ししていきます。

ヤックルは10歳を越えてから、アジソン病やてんかんと向き合う日々が始まりました。
病気の波が来るたび、胸がぎゅっと締め付けられるような不安もありましたが、同時に彼が見せてくれた “優しさ” と “強さ” に何度も救われました。

調子が悪い日でも、そっと寄り添ってくる。
ジーナに譲る優しさを忘れない。
ゆっくりゆっくりご飯を噛む姿に、命の尊さを感じる。

そんな日々を通して私は、「この子の生きた証を、何かの形にして残したい」と思うようになりました。
それが、ハンドメイドアクセサリーを作り始めた最初のきっかけでした。

ジーナは敏感で繊細で、環境の変化にすぐ反応するタイプ。
だけどその小さな身体から溢れる愛情は、とても大きくて温かい。

誰かが落ち込んでいると、そっと背中に寄り添うような子。
ジーナの存在を感じるだけで、心がふっと軽くなる瞬間が何度もありました。

そんな2匹との日々の中で気づいたのは、
「犬は、ただ“生きている”だけで飼い主に大切なものを渡してくれている」
ということでした。

GIRASOLとはスペイン語で向日葵。
向日葵は、どんな時でも太陽に向かって顔を上げる花。

私にとっての太陽は、ヤックルとジーナでした。
どんなに苦しい時も、犬たちがいるだけで心が明るくなる。
その想いをブランド名に込めています。

パラコードを一本一本編む時間は、犬たちとの日々を思い返す時間にも似ています。

・散歩で見た景色
・風のにおい
・寄り添ってくれた夜
・何気ないしっぽの動き

それらを思い浮かべながら編むことで、
“ただの首輪” ではなく 想いを宿した作品 になっていきます。

GIRASOLでは、色をとても大切にしています。

・安心を象徴する深いグリーン
・愛情を象徴する暖かいブラウン
・自然と調和するカーキ
・犬の毛色を美しく見せるゴールド
・絆を象徴するサンフラワーイエロー

色は言葉以上に気持ちを伝える力があります。
「この子に似合う色で作ってあげたい」
そんな飼い主さんの気持ちを、丁寧に形にします。

首輪やリードは、ただの道具ではなく、
「うちの子は大切な家族だよ」 というメッセージそのものです。

その子に似合う色、その子の性格、その子と過ごす風景。
それらをひとつにまとめるように編まれたアクセサリーは、
世界でたったひとつの “絆の証” になります。

GIRASOLのパラコードは、写真にもとても映えます。
なぜなら、犬の毛色・表情・雰囲気を想像して配色を決めているから。

病気の子でも、若い子でも、シニアの子でも、
どんな犬にも“その子の輝き”が必ず見つかる。
アクセサリーは、それをそっと際立たせてくれる存在です。

一本一本を手で編むからこそ、
飼い主さんから受け取る
「どんな性格？」「どんな色が好き？」
といった情報を全部デザインに反映できます。

量産品にはない “その子の温度” が作品に宿る。
それがハンドメイドの一番の価値だと思っています。

長く使ってもらいたいから、
修理にも柔軟に対応しています。
アクセサリーが長くそばにあることで、絆も長くつながるように。

GIRASOLパラコードは、ただのアクセサリーを作るブランドではありません。
「犬と飼い主の絆を形にする」
その一点だけを、ずっと大切にしています。

愛犬との日々は、かけがえのない宝物。
その想いを、ずっと残していける形で届けたい。

これからも、
あなたと愛犬の物語がもっと優しく、もっと温かいものになるように
一つ一つ心を込めて編んでいきます。

あなたとわんちゃんが、
これからも優しい光に包まれた日々を過ごせますように。