うちの子専用の幸せを形にする世界観
『世界でひとつだけのデザイン』ってよく言うけれど。
本当に特別なのは、形そのものより、そこに込めた時間なのかもしれない。
うちの子のことを考えて、悩んで、選んで。
その過程ごと形にしたとき、デザインはただのモノじゃなくなる。
うちの子の「らしさ」って、なんだろう
毎日の中に答えはもうある
「うちの子らしさ」って
改めて聞かれると少し難しい。
毛色?
性格?
体格?
たぶん全部正解で、全部ちょっと違う。
朝の散歩での歩くスピード。
名前を呼んだときの反応。
安心したときに見せる、あの顔。
そういう、説明しようとすると消えてしまうものの中に
その子の「らしさ」はある気がしてる。
だから私は、
デザインを考えるとき、
いきなり色や形から入らない。
まずはその子の空気を思い出す。
どんなふうに一緒に暮らしてきたかを、ゆっくり辿る。
デザインは愛情を整理する時間
正直に言うと、
オーダーの相談を受けている時間って、
半分くらいは雑談みたいなものだったりする。
「この子、ちょっとビビりで」
「実は甘えん坊で」
「散歩は好きだけど、人混みは苦手で」
そういう話を聞いていると、
デザインの方向は自然と見えてくる。
この子は、派手じゃないほうがいいな、とか
やわらかい色が似合いそうだな、とか。
デザインって、
何かを足す作業じゃなくて
その子の輪郭をそっとなぞる作業なんだと思う。
「うちの子専用」を選ぶということ
既製品では足りなくなる瞬間
最初は、
「首輪なんて、つけられれば何でもいい」
そう思っていた人も多いと思う。
私もそうだった。
でも一緒に暮らす時間が長くなるほど
少しずつ気持ちが変わってくる。
この子には、もう少し似合うものを選びたい。
せっかくなら、この子らしいものがいい。
その感覚はこだわりというより、自然な変化だったりする。
選んでいる時間がもう幸せ
オーダーで一番楽しいのは、
完成したあとじゃなくて、
実は「考えている途中」だったりする。
どんな色がいいかな。
この子の雰囲気だと、こっちかな。
いや、やっぱりあっちかも。
そうやって悩んでいる時間って
不思議と疲れない。
それはきっと、うちの子のことしか考えていない時間だから。
忙しい毎日の中で
こんなふうに一匹の犬のことだけを考える時間って
案外少ない。
だからその時間自体が
もうひとつの贅沢なんだと思う。
色に宿るうちの子との記憶
色は感情と結びついている
色を選ぶとき
理屈より先に感覚が来ることが多い。
この子は、この色だな。
理由はうまく説明できないけど、しっくりくる。
あとから考えると、
その色にはちゃんと理由があったりする。
よく行く散歩道の景色だったり。
一緒に過ごしてきた季節だったり。
色って
思い出と強く結びついている。
時間が経つほど、価値が増していく
オーダーで作った首輪やリードは
使い込むほどに味が出てくる。
最初は少し緊張しながら使って
いつの間にか日常に溶け込んで。
ふとした瞬間に
「あ、この首輪でここ来たな」
そんな記憶がよみがえる。
デザインは
時間を閉じ込める器みたいなものなのかもしれない。
うちの子専用のデザインは
その子と向き合った時間、そのもの。
だから自然と手放せなくなる。
オーダーメイドがくれる安心感
「ちゃんと見てもらえている」という感覚
オーダーのやり取りの中で
細かいことを聞かれると
少し照れくさいけど、嬉しくなる。
この子のことを、ちゃんと見ようとしてくれている。
理解しようとしてくれている。
その感覚は、
飼い主にとって、思っている以上に大きい。
うちの子を大切に扱ってもらえている
その安心感が、
完成したデザインへの信頼にもつながっていく。
つけた瞬間にわかること
完成したものをつけたとき、
多くの人が言う言葉は、だいたい同じ。
「うん、これだね」
派手な感想じゃない。
でも、その一言で全部伝わる。
説明しなくても、
この子に合っているとわかる。
その感覚があれば、
デザインはちゃんと役目を果たしている。
うちの子らしさを形にするという幸せ
うちの子の魅力は
誰かと比べるものじゃない
この家に来て
一緒に過ごして
積み重ねてきた時間の中で育ったもの。
それを形にすることは
特別なことをするというより
大切にしてきたものを、そのまま受け取ることに近い。
首輪やリードは小さな存在だけど
そこに込めた想いは、確かに大きい。
この子がこの家に来てくれてよかった。
一緒にいられて幸せ。
その気持ちを
毎日の中で、そっと思い出させてくれる。
それが
うちの子らしさをデザインにするという幸せなんだと思う。

