528Hzって何? 怪しいと思っていた私が、愛犬のために勉強した話。

GIRASOL Sounds

「528Hz」という言葉への違和感

528Hz。
最初にその言葉を見たとき、
正直、少し身構えた。

怪しい。
スピリチュアル寄り。
根拠が曖昧そう。

そう感じた自分を、
私は否定していない。

もともと、
「身体にいい」「癒される」といった言葉を、
無条件で信じるタイプではなかった。


きっかけは、ヤックルのてんかん

変わったのは、
愛犬ヤックルがてんかんを起こすようになってからだった。

もともとアジソン病を抱えている犬。
体調の変化には、人一倍敏感になっていた。

発作が起きるたび、
何が正解かわからなくなる。

薬。
環境。
刺激。
音。

「これ以上、悪くしないために
私にできることは何だろう」

その問いだけが、
頭の中で繰り返されていた。


音は、止められない刺激

犬は、人間よりずっと音に敏感だ。

生活音。
外の車。
テレビ。
人の声。

止めようとしても、
音そのものはなくならない。

だったら、
「少なくする」より
「選ぶ」ほうが現実的なんじゃないか。

そんな発想が、
少しずつ芽生えてきた。


528Hzを「信じる」のではなく、「調べる」

ここで、
いきなり528Hzを信じたわけじゃない。

むしろ逆だった。

・どこから出てきた周波数なのか
・なぜ癒しと言われているのか
・科学的にどこまでわかっているのか

怪しいと思ったからこそ、
ちゃんと知ろうとした。

調べていくうちに、
「効果がある/ない」という二択では
語れない領域だと感じ始めた。


私が興味を持ったのは「反応」

決定打になったのは、
理屈ではなく、ヤックルの反応だった。

528Hzを含む、
刺激の少ない音を流したとき。

眠りが深くなる。
呼吸が落ち着く。
発作後の徘徊が短くなる。

毎回ではない。
劇的でもない。

でも、
「悪くなっていない」
それだけで、十分だった。


音は、治すものじゃない

このとき、
私の中で線引きができた。

音は、治療じゃない。
魔法でもない。

ただ、
神経をこれ以上荒らさないための
「環境の一部」なんだと思うようになった。

照明を落とすのと同じ。
話し声を静かにするのと同じ。

生活のトーンを
少しだけ下げる手段。


怪しいと思う感覚も、捨てなかった

今でも、
528Hzという言葉に
違和感がゼロになったわけじゃない。

でも、
「怪しいから全部ダメ」
とも思わなくなった。

大事なのは、
信じるかどうかじゃなくて、
自分と犬がどう反応しているか。

合わなければ、やめればいい。
続けて負担がないなら、残せばいい。

それだけだった。


音を作る側になって気づいたこと

やがて私は、
犬のための音を
自分で作るようになった。

528Hzを含めるかどうかも、
毎回考える。

正解を作るつもりはない。
効くと言い切るつもりもない。

ただ、
安心できる空気を
邪魔しない音かどうか。

それだけを基準にしている。


今、同じように迷っている人へ

もし今、
「528Hzって何?」
「本当に大丈夫なの?」
そう感じている人がいたら。

その感覚は、
間違っていないと思う。

疑っていい。
調べていい。
合わなければ、選ばなくていい。

私はただ、
愛犬の反応を見ながら、
静かな選択を積み重ねているだけ。

それが、
今のところ一番、
長く続いている。


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このブログを書いている人のこと

神奈川県在住。
犬と暮らしながら、GIRASOLという名前で、
パラコードのドッグギアと、犬のための音を作っている。

元フィットネスインストラクター。
仕事として人と関わる時間が続く一方で、
刺激や情報の多さよりも、
静かで、管理できる距離感の暮らしを求めるようになった。

犬と暮らすようになり、
生活のリズムや優先順位が大きく変わった。
安全であること、安心できること、
毎日繰り返しても負担にならないこと。

GIRASOLは、
そうした生活の中で自然に残った基準から生まれている。
派手さより、長く使えること。
説明より、使ったときの違和感のなさ。
その感覚を信頼しながら、
道具や音を、静かに形にしている。

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