自分との約束を守れない人間だと思っていた

雑記

朝、目が覚めたときの感覚があった。

やることは決まっていて、
流れも決まっている。

身体はその通りに動く。

起きて、準備して、
トレーニングに向かう。

何も迷うことはないはずなのに、
どこかで、ひとつ引っかかるものがあった。

静かな違和感だった。


決めたことが続かない感覚

昔から、何かを決めることはできた。

やると決めること。
始めること。

そこまでは、いつもできていた。

でも、そのあとが続かなかった。

途中で止まる。
気づいたらやめている。

その繰り返しだった。

やめた理由を考えることもあったけど、
いつもはっきりした答えはなかった。

ただ、気づいたらやめていた。


覚えている感触

やめたあとの空気だけは、残っていた。

「またできなかった」

その感覚は、毎回同じだった。

何かが終わった感じではなくて、
途中で切れた感じ。

自分で決めたことを、
自分で終わらせられなかった感覚。

それが、少しずつ積み重なっていった。


信用できない自分

何度も同じことを繰り返しているうちに、
ひとつの感覚が残った。

自分の言葉を、信用できない。

やると言っても、
どうせやらなくなる。

続けると言っても、
途中でやめる。

そう思っている自分がいた。

新しく何かを始めても、
どこかで冷めている。

「どうせ続かない」

その前提が、最初からあった。


動いている身体と、止まっている感覚

今は、続いていることがある。

朝起きて、
同じ流れで身体を動かしている。

食事も崩れていない。

やると決めたことを、
そのままなぞっている日が増えてきた。

行動は、変わっていた。

でも、感覚はすぐには変わらなかった。

できているのに、
信じきれない。

進んでいるのに、
どこかで止まっている。

そのズレが、ずっとあった。


期待しないようにしていた

期待すると、裏切られる。

そう思っていた自分がいた。

自分に対しても同じだった。

やると決めても、
期待しすぎないようにする。

どうせ途中で止まるから。

そのほうが、傷つかない。

そんなふうに、少し距離を取っていた。


小さな繰り返し

ある日、
気づいたことがあった。

大きな約束は守れないのに、
小さなことは続いている。

朝起きること。
ご飯を作ること。
犬たちの世話をすること。

当たり前すぎて、
数えていなかっただけだった。

守れていない約束ばかり見て、
守れているものを見ていなかった。


少しだけ変わった場所

変えようとしたわけじゃなかった。

ただ、同じことを繰り返していた。

決めたことを、
その日だけやる。

できる日もあれば、
できない日もある。

それでも、また次の日にやる。

その繰り返しだった。

気づいたら、
止まっていなかった。


信じるより先に

自信がついたわけではなかった。

まだ、疑っている自分もいる。

「いつまで続くんだろう」

そんなふうに思う瞬間もある。

でも、前と違うのは、
そこで止まらないことだった。

信じられるようになったから続くんじゃなくて、
続いているから、少しずつ変わっていく。

その順番だった。


今日の中にあるもの

朝、目が覚めて、
同じように身体を動かす。

犬たちの気配を感じながら、
今日やることを進めていく。

それを、今日もやる。

大きな約束じゃなくて、
今日の分だけ。

それが終わったとき、
少しだけ、静かになる。


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このブログを書いている人のこと

神奈川県在住。
犬と暮らしながら、GIRASOLという名前で、
パラコードのドッグギアと、犬のための音を作っている。

元フィットネスインストラクター。

仕事として人と関わる時間が続く一方で、
次第に、刺激や情報の多さよりも、
静かで、管理できる距離感の暮らしを求めるようになった。

犬と暮らすようになり、
生活のリズムや優先順位が大きく変わった。

安全であること。
安心できること。
毎日繰り返しても負担にならないこと。

GIRASOLは、
そうした生活の中で自然に残った基準から生まれている。

派手さより、長く使えること。
説明より、使ったときの違和感のなさ。

その感覚を信頼しながら、
道具や音を、静かに形にしている。

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