ちゃんとやっているのに、満たされない日がある理由

雑記

まだ外は暗くて、空気が冷たい時間に起きる。

目覚ましより先に、ヤックルの気配で目が覚める。
寝ぼけたまま立ち上がって、外に出て、排泄を見守る。
そのまま、朝が始まる。

ストレッチをして、体をゆっくり起こして、ジムに行く。
静かな時間に体を動かすと、余計なことを考えなくて済む。

帰ってきて、朝ごはんを食べる。
ご飯と味噌汁と、いつもの流れ。
体に入ってくる感じが、ちゃんとある。

ブログを書いて、お風呂に入って、洗濯と掃除。
ひとつずつ終わっていくと、生活が整っていく感覚がある。

YouTubeを作る。
静かな音を流しながら、画面を見つめる時間。

昼ごはんを食べて、20分だけ横になる。
少し目を閉じるだけのつもりだった。

気づくと、もう少し時間が経っている。
体が重いまま起き上がる。

そこから、少しずつ流れが崩れていく。

やろうと思っていたGIRASOLの作業に手がつかない。
何をするでもなく、スマホを開いて、SNSを眺める。

スクロールしているだけで、時間が過ぎる。

やらなきゃいけないことは、わかっているのに、動けない。
頭では理解しているのに、体がついてこない。

夕方になって、なんとなく焦る。

今日はちゃんとできていない。

朝はあんなにいい流れだったのに、
途中で止まってしまった。

そんな日がある。


時間が流れていく速さ

うまくいっている日は、時間があっという間に過ぎる。

ひとつの作業が終わると、自然と次に進める。
流れが切れない。

気づいたら、予定していたことがほとんど終わっている。

その日は、満たされている。

ちゃんとやれた。
やるべきことをやれた。

それだけで、自分の中の何かが満たされる。


止まる日

でも、うまくいかない日は違う。

同じことをしているはずなのに、
ひとつの行動に時間がかかる。

少し手を止めると、そのまま戻れなくなる。

気づけばスマホを触っている。

何を見ているのかもよくわからないまま、
時間だけが過ぎていく。

そして、自分の中で評価が下がる。

今日はダメだった。
何もできなかった。

朝はちゃんとやれていたのに。


満たされる条件

満たされている日と、そうでない日。

違いははっきりしている。

どれだけ多くのことをこなしたか。
どれだけ効率よく進められたか。

それが、その日の価値になっている。

予定通りに進められた日は、満たされる。
遅れた日は、満たされない。

とてもわかりやすい基準。


その基準の正体

でも、少しだけ立ち止まると、違和感が出てくる。

その基準は、本当に自分のものなのか。

「ちゃんとやる」こと。
「結果を出す」こと。
「生産性がある」こと。

それができたときに、価値があると感じる。

逆に、それができないと、価値が下がる。

そうやって、自分の一日を評価している。


静かな時間

夜、犬たちと過ごしている時間。

何もしていない。
ただ隣にいる。

静かな音を流して、
呼吸がゆっくりになっていく。

その時間は、満たされている。

何も生産していない。
誰にも評価されない。

でも、確かに満たされている。


ずれていたもの

満たされる条件が、二つあった。

ひとつは、
「どれだけ生産できたか」

もうひとつは、
「今ここにいられるか」

前者は、外に向いている。
後者は、内側にある。

どちらも存在しているのに、
評価の基準はずっと前者だった。


私が今していること

最近は、少しだけ扱い方を変えている。

うまく進んだ日は、そのまま流れに乗る。
それはそれでいい。

でも、止まった日は、
無理に取り戻そうとしない。

そのまま、静かな時間に入る。

音を流して、犬たちのそばにいる。

何も進まない時間を、
無理に「ダメな時間」にしない。

そうしていると、
少しずつ、呼吸が戻ってくる。


満たされない日の理由

満たされないのは、足りないからじゃなかった。

評価の軸が、一つしかなかったからだった。

外にある基準でしか、
一日を測っていなかった。

だから、そこから外れると、
一気に価値がなくなる。

でも、本当はもう一つあった。

何もしていないように見える時間の中に、
ちゃんと満ちている感覚があった。

それを、見ていなかっただけだった。


この続きに、もし興味があれば

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このブログを書いている人のこと

神奈川県在住。
犬と暮らしながら、GIRASOLという名前で、
パラコードのドッグギアと、犬のための音を作っている。

元フィットネスインストラクター。

人と関わる時間の中で、
いつの間にか、自分の輪郭が外に寄っていった。

今は、犬たちと過ごす時間の中で、
少しずつ戻している。

この文章を書いているときも、
足元で寝息が聞こえている。

それだけで、十分だと思える日が、
少しずつ増えてきた。

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