朝ごはん・掃除・ジム。
どれも特別じゃないのに、この3つをそろえたら、私の毎日はびっくりするくらい「安定」した。
昔の私は、気分で動き、気分で落ちて、気分で自己嫌悪していた。
でも今は、「気分」よりも「ルーティン」が先にある。
その変化の中心にあったのが、この小さな朝の習慣たちだった。
朝のルーティンが「心の土台」になってくれた話
一日のスタートがぐらつくと、その日ずっと落ち着かない。
逆に、朝の最初の数時間が整っていると、多少のトラブルがあっても立て直しやすい。
私はそれを、何度も失敗してようやく理解した。
なんとなくスマホをいじりながら始まる朝 と、
やることが決まっている朝 の違いは、とてつもなく大きい。
- 今日は何を食べようかな
- 掃除はあとでいっか
- ジム…行けたら行こう
こうやって朝の決断が多いほど、心は疲れていく。
だから私は、あえて「朝ごはん・掃除・ジム」という“型”を作った。
ルーティンは、私を縛るものではなく、
私を助けてくれる「レール」だった。
朝ごはん:心と体のスイッチを入れる最初の儀式
「何を食べるか」より、「ちゃんと食べるか」
ダイエットや健康情報に触れていると、
「朝は抜いたほうが痩せる」「糖質は敵」「フルーツは血糖が〜」など、いろんな声が聞こえてくる。
そのたびに揺れて、試して、崩れて、また自己嫌悪して。
そんな時期が長かった。
そこから一周回って、今の私はとてもシンプル。
- 温かい味噌汁
- ご飯
- たんぱく質(魚や卵、ささみハムなど)
- ちょっとした漬物や野菜
この「いつもの朝ごはん」を、まず決めてしまった。
メニューを固定すると、朝に迷わない。
迷わないと、変な罪悪感や「これでいいのかな?」が減る。
そしてなにより、ちゃんと食べると、ちゃんと動ける。
力が入るし、集中力も続く。気分も安定する。
「朝ごはんを食べるかどうか」は、
その日の自分を大事に扱えるかどうかの指標みたいなものだと感じている。
血糖値とメンタル、そして“暴走しないための朝食”
私には、食後に強い眠気が来たり、甘いものがやたら欲しくなったり、
「食べたあとに乱れる」癖がある。
だからこそ、朝は最初から“落ち着くセット”にしておくことが大事になった。
ご飯だけをドカンと食べるんじゃなくて、
味噌汁・たんぱく質・野菜・発酵食品も一緒にとる。
そうすると、血糖値の上がり方がゆるやかになって、
その後の眠気やだるさもマイルドになる。
【今日のポイント】
朝ごはんは「我慢」の対象ではなく、
一日を安定させるための“投資”だと思うと、選び方も変わる。
掃除:目に見える場所を整えると、見えない心が静かになる
5〜10分の掃除が、頭の中のノイズを消してくれる
朝ごはんのあと、私は必ず「ひと掃除」する。
・テーブルを拭く
・キッチンをリセットする
・床に落ちているものをサッと片付ける
時間にすると、長くても10〜15分くらい。
それでも、やる・やらないの差は大きい。
部屋がごちゃついていると、視界に入る情報が多くて、
それだけで脳は疲れる。
「なんか落ち着かない」「やることが散らかっている」感覚が強くなる。
逆に、床が見えていて、テーブルの上がスッキリしていると、
心の中にもふっとスペースができる。
掃除は、家のためだけじゃなくて、
“今日の自分のため”のケアでもある。
小さな達成感が、「私なら大丈夫」を育ててくれる
掃除って、やる前はめんどくさいのに、
終わったあとの「やった感」がものすごくコスパがいい。
- 目に見えて変化がわかる
- 時間もそこまでかからない
- 家族にも心地よさとして返ってくる
この小さな達成感が積み重なると、
「私、ちゃんと生活を扱えてるな」という感覚が育ってくる。
これは、メンタルが不安定なときほど必要な感覚。
【ここも大事なポイント】
部屋が整うと、「どうせ自分なんて」という声が少し静かになる。
掃除は、自己否定を静かに弱めてくれる習慣でもある。
ジム:頭で考えすぎたエネルギーを、ちゃんと「使い切る」場所
体を動かすと、考えすぎがリセットされる
朝ごはんでスイッチを入れて、
掃除で視界と心のノイズを減らしたら、次はジム。
正直、ジムに行く前は
「今日はやめとこうかな」「家でダラダラしちゃおうかな」
という気持ちが顔を出す日もたくさんある。
それでも行って、
筋トレをして、汗をかいて、呼吸を乱して、
最後にクールダウンして帰ってくると──
「行く前にあれこれ考えていたこと、どうでもよくない?」
という状態になっていることが多い。
頭の中でぐるぐる回っていたエネルギーを、
しっかり“体のほうで使い切る”感じ。
思考で溜め込んだものを、
筋肉と心拍数で流してしまうイメージに近い。
未来の自分を守る「投資」という視点
40代に入ってから、筋トレの意味が少し変わった。
・痩せたい
・引き締めたい
・コンテストに出たい
そんな目標ももちろんあるけれど、
一番大きいのは、**「未来の私を守りたい」**という気持ち。
- 自分の足でしっかり歩いていたい
- 好きなことを続けられる体でいたい
- ヤックルとジーナと、できるだけ長く散歩したい
そのためのベースが、筋肉と体力。
「今日のジム1回」が、
10年後・20年後の自分の暮らし方に、静かにつながっていく。
そう思うと、「行く・行かない」の迷いに
いちいち心をかき乱されなくなってくる。
3つを“バラバラの習慣”にしない。流れにすると安定感が増す
点ではなく、線で考える
朝ごはんだけ頑張る日。
掃除だけやって終わる日。
ジムだけひねり出して行く日。
それぞれも悪くはないけれど、
私が一番「安定してるな」と感じるのは、
この3つがひとつの流れとしてつながった日だ。
- 食べる
- 整える
- 動く
身体・環境・心の順番でケアしていく感じ。
これが揃うと、その日は一気に“乗ってくる”。
崩れた日も「ゼロ」じゃなくする
とはいえ、毎日完璧にこなせるわけじゃない。
- 体調がイマイチ
- 生理前でしんどい
- 予定が詰まりすぎている
そんな日は、どれかひとつ抜けることもある。
そのときに大事にしているのは、
「全部ダメだった」って自分を責めないこと。
朝ごはんだけは守れたなら、それで十分。
掃除だけやれた日も、ちゃんとプラス。
ジムに行けた日も、それだけで大勝利。
ゼロか100かで見ない。
「できた部分は確かにあった」と認めてあげる。
これもまた、安定の一部だと思っている。
小さな習慣が、私の「安定感」をどう変えたか
この3つのルーティンを意識して回すようになってから、
私の中で変わったことはいくつもある。
- 感情のジェットコースターが少なくなった
- 「なんとなくしんどい」が減った
- 食べることへの罪悪感が前より薄くなった
- 自分を雑に扱う日が減った
- 生活全体が“ゆるく整っている”感覚が増えた
特に大きかったのは、
**「私、ちゃんとやれてるじゃん」**という
小さな自己肯定感が、じわじわ育ってきたこと。
大成功でも大変身でもない。
でも、毎日の中に
「私よくやってるよね」と思える瞬間が増えた。
その土台を作ってくれたのは、
他の誰かの言葉でも、劇的な出来事でもなくて、
朝ごはん・掃除・ジム
という、ごく普通の習慣だった。
まとめ:安定は「小さな習慣の積み上げ」という地味な真実
安定したいとき、
私たちはつい「大きな変化」を求めてしまう。
・新しい仕事
・劇的なダイエット
・一気に生活を変える決意
もちろん、それが必要なタイミングもある。
でも、土台がぐらぐらなまま大きく動くと、
余計に不安定になることも多い。
私が実感しているのは、
「安定は、地味な習慣の積み上げでしか手に入らない」
ということ。
朝ごはんを食べる。
部屋を整える。
体を動かす。
派手さはないけれど、
この3つを“今日の自分へのプレゼント”だと思って
淡々と続けていくこと。
それが、心と体の安定をつくる、一番の近道なんだと思う。
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