何も起きない一日が一番幸せ

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朝4:30。
まだ街が眠っている時間に、私はジムで下半身をバチバチに追い込んできた。
息が上がって、脚が震えて、それでも終わったあとに残るのは妙な静けさと満足感。

帰ってきて、犬たちの寝息を聞きながら思う。
今日も、特別な予定はない。
でも、それがとてもありがたい。


もともとは「動いていないとダメな人間」だった

正直に言うと、私はもともとかなりアクティブなタイプだ。
予定がびっしり入っているほうが安心するし、
「今日は何もない」なんて日が続くと、退屈でソワソワしてしまう。

人に会って、外に出て、刺激を受けて、
派手に過ごして「今日もやり切った」と感じる。
そういう生き方が、私らしいと思っていた。

退屈は敵。
静けさは、どこか怖かった。


すべてが変わったきっかけは、ヤックルだった

そんな私の生活が一変したのは、ヤックルの体調が大きな転換点になった。

発作の可能性が出てきて、目が離せなくなり、
長時間の外出はできなくなった。
仕事も辞めて、自由に使えるお金も、時間の使い方もガラッと変わった。

出かけられない。
予定を入れられない。
「前みたいな生活」は、もうできない。

最初は正直、しんどかった。
自分の世界が急に狭くなったような気がして、
取り残された感覚もあった。


「家にいる時間」がくれたもの

でも、時間が経つにつれて、少しずつ気づいたことがある。

家にいる時間が増えたことで、
・好きなことを
・好きなタイミングで
・誰にも急かされずに
できるようになった。

朝のトレーニング。
丁寧に淹れるコーヒー。
窓から入る光。
犬たちの小さな仕草。

派手さはないけれど、
心がざわつかない。

「あ、私、今すごく穏やかだな」
そんな瞬間が増えていった。


犬たちと過ごす、かけがえのない時間

何より大きいのは、犬たちと過ごす時間だ。

ヤックルとジーナの存在が、生活の中心になった。
ただ一緒にいるだけで、心が落ち着く。
特別なことをしなくても、満たされる。

そして、ヤックルの発作が起きない一日は、
それだけで「良い日」になる。

何も起きない。
それが、どれほど尊いことか。


「何も起きない」は、諦めじゃない

たまには、友達と外で遊びたいと思う。
前みたいに、フラッと出かけたくなる日もある。

それは本音だし、無理に否定するつもりもない。

でも今の私は、
刺激よりも、安心を
予定よりも、平穏を
選んでいる。

「何も起きない一日」は、
妥協でも、諦めでもなくて、
自分が本当に守りたいものを選んだ結果なんだと思う。


静かな一日が、人生を支えてくれる

大きな出来事がなくてもいい。
ドラマチックじゃなくてもいい。

朝トレに行けて、
犬たちが穏やかで、
夜、安心して眠れる。

それだけで、人生はちゃんと前に進んでいる。

何も起きない一日が、一番幸せ。
今は、心からそう思える。


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このブログを書いている人のこと

GIRASOL Soundsを運営しながら、
犬と暮らす日常、音と静けさ、心と身体のことを綴っています。
派手じゃなくても、満たされた暮らしがある。
そんな時間を、ヤックルとジーナと一緒に大切にしています。

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