― 万年ダイエッターが「考えない食事」に辿り着くまで ―
何を食べるかより、「どう付き合うか」が問題だった
私は、いわゆる万年ダイエッターだ。
痩せたいと思っていない期間のほうが、人生で少ないくらい。
ここ一年半は、ボディメイクコンテストという明確な目標があった。
期限が決まっていて、「間に合わせなければならない」という焦りが常にあった。
その結果、どうなったか。
- ケトジェニック
- 極端な脂質制限
- 極端な糖質制限
- その場しのぎの「減らすためだけ」の食事
今振り返れば、身体よりも数字を見ていた食事だったと思う。
生理は止まり、
メンタルは安定せず、
大会が終われば過食に走り、
リバウンドし、
摂食障害のような状態にまでなった。
正直、踏んだり蹴ったりだった。
あまりに変わってしまった自分を、受け入れられなかった
大会後、鏡に映る自分が本当に嫌だった。
むくんで、膨張して、
「あれ?これ、私?」と思うくらい別人に見えた。
自己肯定感は、地面にめり込むレベルまで落ちた。
その時ようやく、
「もう、ちゃんと食事を見直さないとダメだ」
と腹をくくった。
痩せるため、ではなく
壊れたバランスを取り戻すために。
朝ごはんを「2食」にした理由
私が最初に変えたのは、昼や夜ではなく朝だった。
理由は単純で、
朝は一日のスタートであり、
その日の血糖・ホルモン・思考に影響が出やすいから。
そして今、朝は2食に固定している。
一食目|朝トレ後の「即エネルギー」
内容
- フルーツ
- ピーナッツペースト
朝トレを終えたあと、
まず身体に入れるのは消化が早く、気持ちが満たされるもの。
フルーツの糖質でエネルギーを補給し、
ピーナッツペーストで適度な脂質を入れる。
ここで大事なのは、
「ヘルシーそう」ではなく、
ちゃんと“満足する”こと。
甘いもの+脂質が、日中の暴走を止めた
この一食目に、
- 甘さ
- そこそこの脂質
が入ることで、驚くほど満足度が高い。
以前の私は、
- 朝は我慢
- 日中ずっと甘いものが頭から離れない
- 夕方〜夜に爆発
という典型的なパターンだった。
でも今は違う。
朝に「もう満たされた」という感覚があるから、
日中の甘いもの欲がかなり落ち着いている。
これ、気合でも意志でもなく、
ただの生理的な話。
二食目|三時間後の「安心する定食」
内容
- ご飯
- 味噌汁
- 卵
- ササミ
- 漬物
一食目から約三時間後、
ちゃんとした「食事」を入れる。
ここはもう、
日本人として落ち着く組み合わせ。
ご飯と味噌汁、
タンパク質、
発酵食品。
身体が「通常運転に戻る」感じがする。
食事を固定したら、脳がめちゃくちゃ楽になった
この朝ごはんを続けて、
一番大きかった変化は体調…ではなく、
脳のリソースだった。
- 今日は何食べよう
- これはOK?NG?
- 量は多い?少ない?
こういう思考が、朝から消えた。
食事を「決めなくていい」というだけで、
思考がびっくりするほど軽くなる。
これはダイエット云々を超えて、
生活の質の話だと思っている。
毎日同じ=手抜き、ではない
「毎日同じ朝ごはん」と聞くと、
- 飽きそう
- ストイックすぎる
- 楽しくなさそう
と思われがちだけど、私は逆だと思っている。
毎日同じだからこそ、
- 安定する
- 迷わない
- 自分を信じられる
食事が“敵”でも“管理対象”でもなく、
味方になる。
服を固定する人の話が、急に腑に落ちた
この考え方は、
スティーブ・ジョブズが服をほぼ固定していた話と、完全につながっている。
決断の数を減らすことで、
本当に使いたいところにエネルギーを回す。
食事も同じ。
これはまた別の記事で、ちゃんと書こうと思っている。
体調が安定する=人生が安定する
今の私は、
- 生理が戻り
- メンタルが大きく乱れず
- 食への執着がかなり減った
もちろん、完璧ではない。
でも、戻る場所ができた。
毎日同じ朝ごはんは、
私にとって「調子が崩れたときに帰ってこれる場所」だ。
ダイエットに疲れた人へ
もし今、
- 食事のことばかり考えてしまう
- 何が正解かわからない
- 頑張っているのに安定しない
そんな状態なら、
一度「考えない食事」を作ってみてほしい。
完璧じゃなくていい。
流行っていなくていい。
あなたの身体と心が、静かになる食事を。
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